第1767話:浴衣染色

2017年4月19日 

車の免許取り初めは緊張感を持って運転乗していても慣れてくると、会話を楽しみながら、音楽を聞きながら肩の力が抜けて周りが良く見られるようになってきますが、慣れてきた頃に油断して事故は起きやすいものですよね。
染色の際も動きやすい服装で危険な物を運ぶ際は声を掛け合い無理をせず常に緊張感を持って取り組むことが大事です。

本日は「浴衣染色」

▼今日SOU・SOU夏の浴衣で知多木綿を染めました。

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満足な仕上がりです!

たばた

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第1765話:600個括り完成

2017年4月12日 

造形大学の倉庫で作業が終り、さぁ戻ろうかと振り返ったら“バッチーん”ツッコミのように頭しばかれ、痛っ~と見上るとパネルが飛び出して立てかけてあり、
大きな文字で“SOU・SOU”って書いてあったではありませんか!!

さすが鋭いツッコミ!!

本日は「600個括り完成」

▼風呂敷を絞りました。総数600個は絞りごたえがありました。

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染色後は水色になります。

たばた

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第1762話:大帷 雪花

2017年3月25日 

“生まれ持ったセンス”これは強いですよね!どんなに努力してもやっぱり追いつけない領域があります。
中学の美術の授業での事です。毎週名簿の順で一人がモデルになりその人の絵を他の生徒が描くとゆうのが課題でした!見ながら描くとそこそこ特徴をとらえて描くことが出来るものです!
で、賢く描いていたらその日はやってくるんですよね!そうです!好きな子が前に出てきてモデルになる番が!!まぁ言ってみれば今までは適当に描いていたのがこの日だけは本気ですよ!めっちゃ綺麗に可愛く描いて、なんなら盛った方がいいんです!!だいぶ盛ってやろうと!で、僕から見たらこんな感じですとその子に見せた時に、
“えっ?めっちゃ可愛いやん!こんな風に見えてるの!?”とこうなるわけです!!
しかし、気合が入り過ぎたせいか今までの人より下手なんですよね!顔が大きく目の位置や鼻の大きさ・・なんか違う。とりあえず授業ではこれぐらいにしておいて家に帰ってから手直ししようと考えました。やっぱ特別やったんでしょうね、普段こんなことしないのにスケッチブック開けてちょっと小顔にしてみたり目をパッチリと修正してみたり、
でもやっぱり絵心が無いと想像では描けないんですよね!どんどん不細工になっていき、“アカン!口やら鼻やらが見ながらじゃないと描かれへん!!明日までに仕上げなあかんし・・”と、とりあえずオカンしかおらんかったのでオカンをモデルに描いて後は可愛く変形させるしかない!と仕上げたら完全にパーマあてたてのオカンなんです。

これがどういじっても・・。

翌日その子が“見せて~!!”と言って、見た後から一切口を利いてもらえなくなったとゆう。

本日は「大帷 雪花」

▼板で挟み終えたので染場へ運びます。

▼今回も中々いい模様の出方!!

▼好評だった大帷、

乞うご期待くださいませ!

たばた

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第1761話:浴衣サンプル

2017年3月22日 

四月からの予定がぎっしり・・。やばい。

本日は「浴衣サンプル」

▼更に4柄染めてみました。

今年の夏の浴衣乞うご期待くださいませ!!

たばた

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第1760話:雪花

2017年3月17日 

3月はお別れの季節でもあると思います。私も今までに幾度と別れを経験してきました。
ふと思い出したのが学生時代の頃です。当時レストランの厨房でアルバイトをしており一つ年下の後輩がいました。彼は母親と二人で暮らしていてお昼は母が作ったとみられるお弁当を持ってきており「家計を助ける為に頑張ります」と日々共に汗を流し、時には叱ることもあったのですが仕事に大して真面目で慕ってくれていたので良き後輩として弟のように可愛がっていました。そんな彼がある日を境に遅刻が多くなり髪を染めて少し派手な感じになりついには無断欠勤で辞めてしまい、その後は音信不通になり数年が経ったある日の深夜彼とばったり街で会いました。

「おおっ!久しぶりやな!元気にしてたんか?」

僕もレストランは辞めて就職していたのですが彼のお母さんが苦労したはったので大丈夫なのかなとずっと気にはしていました。すると彼は僕を見るなり、

「田端さん、ちょうどいい時に会えてよかったです!お金貸してもらえません?」と。

えっ?ずっと連絡もせずに久々に会っていきなり?理由を聞いてみると、その後レストランをクビになり友人の誘いでホストクラブで働き家にはほとんど帰っていないとゆうことでした。そしてこの日は居酒屋で宵越しの金も残さず飲み食いしたとゆうわけで、

「田端さん、タクシー代とタバコ代貸してもらえません?明日返しますし!」

その時の感情は態度の悪さに腹立たしい気持ちよりも久しぶりに会った嬉しさと、何はともあれ元気に仕事はしているようで良かったとゆう安心と、なんとなく寂しさがあったことを覚えています。

「わかった。タバコ代までは貸すつもりないけど終電も無くなったしタクシー代や!もう二度と返しにも来なくていい」とベロベロに酔った彼にお金を渡し別れを告げました。

で、いくらお金を渡したの?と聞かれると実は格好つけて一万円札ぐらい渡したかったのは山々ですがその時財布に800円ぐらいしか入ってなくて“あ~ここで800円渡したら明日昼飯買えへんやん!!ってゆうかなんでこんなやつに金やらなあかんねん!いや、でもせめて最後は先輩としてのけじめでワンメーター分ぐらいか。”で500円とゆう格好のつかない金額だったとゆう。

本日は「雪花」

▼浴衣ように沢山染めております。まだまだ~!!

別れと出会いを繰り返して人は成長していくのかなと思います。

たばた

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