第1620話:袖なしジバン&草衣

2016年4月21日 

条件が良くて整った環境で現役バリバリの若手職人数人が染めてるのかと思われがちですが、実際は全く違って厳しい条件で年々廃業されるところ多い中、本来ならとっくに退職されてる御年の方が無理して頑張っておられてるのが現状です。自分は若くこれからまだまだやっていこうと思っていますが継続できていること自体が奇跡的な事で今にも無くなってしまうのではといった状況です。仕事の依頼はあるとゆうか増えてると思います。しかし、当然ですが高齢になると依頼する側が求めることに対して気持ちは通じてもそれを行動に起こすのは難しいのは当然だと思います。携わってる以上“やる人はいくつになってもやらはる”なんて無責任な事を言うのではなく、足を運んで、見て、聞いて、知って、次の世代の者もフォローしていくことが日本の伝統を残すのに大事なことだと僕は思います。

本日は「袖なしジバン&草衣」

▼黒が染まってきました。

▼同じ黒でも生地によって発色が変わります。伊勢木綿の草衣。

▼ポリが入ってる為光沢はありますが、少し染料が弾かれた黒になります。
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今日は一日雨だそうですが気持ち入れて頑張って行こうと思います。

たばた

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第1610話:雪花絞り浴衣

2016年4月3日 

普段中々行かない花屋さんに足を運ぶ機会がありました。そりゃ生き物で手入れも大変だから当然だと思うのですが結構高いんですよね。余談でしたがよく通る道に花やお菓子が手向けられている電信柱があるのですが何年も通る度に変わっていたので気になっていました。猫やカラスが多いので荒らしてしまうのか、大切な人を思ってのことだとは思うのですが立派な花を見ると大変なんじゃないかな。と、そんな話をしているとどうやらその花は加害者の家族がこの花屋さんで用意されたものだと聞きました。
やるせない気持ちになり暫くそこに立ち尽くしてしまいました。

本日は「雪花絞り浴衣」

▼浴衣染めました。芥子色。

▼濃い灰色。

▼紫。

▼手ぬぐい用の額を買いました。中々いい感じです。

今年も雪花絞り浴衣を乞うご期待くださいませ。

たばた

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第1539話:大帷子

2015年12月2日 

ずっと行きたいと思っていた水木しげるロードや記念館に行けて良かったなぁと思いながら訃報のニュースを見ておりました。

本日は「大帷子」

大帷子登場致しました!“待ってました!!”と沢山の方からお声を頂きありがとうございます。

厚手の生地に絞りを施すのは容易ではなく時間がかかってしまいましたが一つづつ丁寧に絞り一着づつ染めることで満足な仕上がりになりました。是非ご堪能くださいませ。

たばた

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第1525話:こどもひふじばん

2015年11月16日 

久々に阪急電車に乗りました。前職の通勤で利用しており気が付けば“思い出すなぁ”とゆう程の年月が経っていました。

早いなぁ10年か・・。

本日は「こどもひふじばん」

▼サンプルを染めました。

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▼今回は二色展開でございました。

珍しい色の組み合わせ。乞うご期待くださいませ。

たばた

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第1524話:雪花絞り

2015年11月13日 

洗濯機を回そうとボタンを押すと、まずはどんだけ入れてどの程度水を出せば良いのか洗濯機が空回ししてチェックしよるんですよね。それが今日いつものようにガーガーっとチェックしよった後、突然“ギャー”と洗濯機からばかデカい音がしたんです。この“ギャー”が50代前半の女性の声で、目の前にプレデターが現れた時に発する悲鳴そのもので、完全に油断していた僕としては“あ゛~!!!”と声を出してしまい、それから奥歯が痛いんです。
なんか洗濯機の中でドラムが擦れるようになったんですかね。毎回この音が出るようになりました。

あ~また出費や~・・・

本日は「雪花絞り」

▼ちょっと久しぶりの雪花絞り。糊抜はされてるそうですが若干残ってるのか水滴を落としても若干弾きます。

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▼とりあえず試しに一反染めると案の定、僕の頭の中で染めた雪花とは若干誤差が出ましたがでもいい感じです!!

何になるのでしょうか??服?浴衣?
実は僕も知りませんが縞模様と雪花が合います!乞うご期待くださいませ。

たばた

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