第1892話:夏休みの自由研究

夏休みの終わりごろ京都では地蔵盆があり早いところでは昨日から児童たちが登校しておりました。まだまだ残暑厳しい毎日ですがいつのまにかセミの鳴き声もしなくなり夏の終わりを感じる今日この頃、今年もたくさんの方が雪花絞りを手にしてくださいました。
雪花絞りは自然現象を利用して偶発的に模様が出るため再現性が非常に難しく同じ色や形を出すのは極めて困難です。本日は夏休みの自由研究と題して雪花絞りの原理について少しだけまとめてみました。

本日は「夏休みの自由研究」

▼用意するものは三つの容器と乾いた布。

▼両端の容器に水を入れ、それぞれ青と黄色の染料を入れます。

▼両方の染液から真ん中の容器に布を架けます。

▼重力に逆らって布が染液を吸い上げます。

背の高いヤシの木なども地下深くに溜まった雨水を根から吸い上げ木全体に水分が届くそうです。

▼両方の布の先からポタポタと雫が落ちてきます。

▼数分のうちに溜まってきました。

▼新しい布を用意してそれぞれのカップに浸してみます。

▼このように真ん中のカップには青と黄色が混ざり緑の液を作ることができました。

雪花絞りはこういった「毛細管現象」を使って色を混色させて染めるのですが、製品には吸い上げやすい布や吸い上げにくい布、元々色の付いた布もあります。さらには色によっても吸い上げやすい色や吸い上げにくい色もあり染め液の温度によっても大きく吸い上げ方が変わります。もっと細かく言えばその日の湿度や気温によっても変わります。その吸い上げ方が一滴でも多く混ざると色も変化します。それを13mの長さに均等に模様を出すとゆうのは奇跡に近いと僕は思います。言葉では“畳んで、挟んで、浸ける”だけなんですけどね(^^;

【はなもとめの予定】
9月17日OSAKAアート&てづくりバサール(ATCホール)
9月22日~24日京都アートフリーマーケット(京都文化博物館別館)
10月13日14日BORDER!(京都みやこめっせ)

ネットショップminne販売中

たばた

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第1872話:八畳雪花絞り 準備編

<お知らせ>
今週末5月27日(日)上賀茂手づくり市に“はなもとめ”が出店します。

会場:京都市北区/上賀茂神社・境内
時間:9:00~16:00予定(雨天決行)

伝統産業の後継者問題はいまだ深刻な状況です。
後継者が見つからないという問題だけではありません。「後継者になりたい」という人が居たとしても、雇う余裕が無いという事業所も多いのが現状です。それでも終身雇用という神話が崩壊し、お金よりもやりがいを求める若者が増えたことから職人になりたいという人が増えてきています。
はなもとめの四人も技術を学び未来へ伝統を繋ぐために頑張っております!ぜひ足を運んでみてください。

本日は「八畳雪花絞り 準備編」

▼雪花の板を作りに行ってきました。プレミアム会員になったので色々と利用が無料(^^)

▼まずは大きな板を正方形に細かく切って

▼斜め切りは糸鋸で。

▼来月の催しで使うので60個作りました。大変でした・・。

▼ついでに雨どいももう一つ購入しておこう・・。

とゆうわけで準備はできました。続く・・。

たばた

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第1865話:伝統工芸ネイル藍rishオープニングパーティー

日本の伝統文化は世界で唯一千年以上の伝統を持っている国で他の国では戦争や様々な事で500年以上前の時代はどんなものだったか憶測でしかありません。例えばエジプトや南アメリカにあるピラミッドが当時どんな技術で作られたのか未だに憶測でしかないのはその作り方が受け継がれていないためです。絞り染めの発祥は約2000年前、布に柄をつける技法としてインドやアフリカで自然発生的に発展したことに起源がある世界で一番古い染色技術と言われています。それからシルクロードを渡って仏教とともに日本にやってきたのは今から1300年前の奈良時代のことになります。奈良・東大寺の正倉院には絞り染めを施された生地が残されており日本の国宝とも言える伝統技術です。
「時代遅れ」「古くさい」「もうなくなってもいい」と言われる事もありますが、世界一のタワー・東京スカイツリー、世界一長いトンネル、世界一の駅ビル、現存する世界最古の木造建築は世界に誇れるものがあり、それらが作れるのは日本には先代から受け継がれてきた歴史があるからです。過去の文化や風俗や技術を簡単に復元再現する事が出来、そこから新たなアイデンティを生み出すことが出来ます。伝統がなくなってしまうとそれを復元再現するのに大変な労力と時間を要します。人が人を思って作る日本の伝統や文化を大事に守っていこうと思います。

本日は「伝統工芸ネイル藍rishオープニングパーティー」

▼この日は伝統工芸ネイル藍rishさんのオープニングパーティーにお誘いいただき行ってきました。

▼藍rishさんが人やモノや伝統や文化を大切にされておられることがこうした花やたくさんのお客さんからうかがえます。

▼実はこうしたパーティーにお誘い頂くのは初めてで、お祝いできる喜びを感じました(^^;

▼はなもとめも雪花絞りの浴衣を着て参加させていただきました。

授業が終わってから遅くまで残って自分たちで浴衣を仕立てていました!!みんな似合っていて素晴らしい出来でした!!

▼はなもとめが染めた手ぬぐいを販売です。

▼初めての試みでしたが自分たちで染めたものなのでしっかり説明出来ていて制作工程を聞いていたお客さんも「いや~素敵!!それは価値があるわ~!!同じものがどこにも売ってないものね~」と満足して購入されたようすでした(^^)

▼僕には大した力もないので背中を押してあげることしかできませんでしたが彼女たち自身で立派に頑張りました。

各方面から沢山の方が大注目してますよ!!

やっぱ花があるんでしょうかね~・・。

僕にはなかったような話が・・・。

時代の波に飲み込まれないように信念を持って頑張っていきましょう!

たばた

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