第1801話:雪花絞り日傘

2017年7月30日 

毎日暑い日が続きますが皆さん体調管理は大丈夫でしょうか?
ハンドスピナー初体験!!欲しがっていた甥っ子が買ってもらったみたいで持っていたので借りてやってみました!「色々技があるんやろ?おっちゃんこうゆうのは得意やしやったろ!」と回してから宙に投げたら受け損ねてバーン!!
やっばぁ~やってもうた!バラバラやん!
甥っ子に「アカン!子供は見たらアカン!あっち向いといて!」
慌てて拾い集めてごねごねしてたら一応直って・・回るか試してみたらポロッ・・。
姪っ子が「これよう外れんねん!」と言いながらチャチャっと直してブンブン回してたのでホッっと一安心。しかし何が面白いのか分からないのですが確かにそばに置いてあるとついついやってしまいそう。

本日は「雪花絞り日傘」

▼登場致しました雪花絞り日傘

USAGIGUMOさんに作って頂きました!とても丁寧!!素晴らしい仕上がりです

ネットショップにて。

たばた

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第1800話:開かずピンちゃん

2017年7月29日 

この時期に“開かずピンちゃん”ってなんだか身の毛もよだつタイトルですが、
“トイレの花子さん”みたいなのではなく“開かずピンちゃん”とは服に安全ピンで名札を付ける際“開かずピンちゃん”を装着することによって服に穴を開けなくてもいいとゆう物です。
先日ネットで“開かずピンちゃん”の青色と赤色二つ注文しました。
しばらくしてから配送通地メールが届き同時にお詫びメールも入ってきました。
「田端さま大変申し訳ございません、只今開かずピンちゃん赤の在庫を切らせており取り寄せまでに数日かかりますので先に青だけ送らせて頂きます。」で、届きましたのが赤のみ!
えっ?赤が在庫切れじゃないの?
続けてメールが送られてきまして「田端さま、お待たせいたしました、開かずピンちゃんの赤を入荷しましたので発送いたします。」
いやいやいや、ちょっと待って、赤送られてきたら開かずピンちゃん赤二個になるやん!!
これは言うとかなと思い電話しました。

「すみません開かずピンちゃんの赤と青を注文した田端ですけど、赤は入荷待ちとメールが来たのに届いたのは赤だけで、遅れて発送されるのも更に赤とメールが来たのですが・・・」

ややこしいなぁ。

「お調べいたします・・」で三分程待たされ・・長ッ!!

この時点でちょっと腹立ってきてたんですがまぁ仕方ない・・。

「お待たせいたしました。伝票を確認しましたが開かずピンちゃんの赤は在庫がなかったので青だけ配送済みで本日赤を送らせて頂く予定ですが、お客様が注文を間えたとゆうことですか?お色を変更されたいとゆうことですか?」

「いや、だから青は届いてないねんって!そちらの伝票間違いでしょ!?実際届いたのは開かずピンちゃんの赤で・・開かずピンちゃんの・・・」

これが何回説明しても言うても言うても全く伝わらない!!!

開かずピンちゃん開かずピンちゃん言うてるせいで頭の中“赤”なのか“開か”なのかおかしなってるんでしょうね!!そもそもこの対応してる人は開かずピンちゃんを知らないんでしょうね!“赤”じゃなくて“開か”!!!青ずピンちゃんが欲しいんじゃなくて・・・開かずピンちゃんの青を送ってくれたらええことやねん!

それよりも開かずピンちゃんって何回言わなあかんねん!
ちょっと腹立ってきてるのにネーミングのせいで怒りすら伝わらへんやん!!

「担当の者に代わります」で、サクサクっと話が進み無事に青が送られるそうですが
さっきの人は担当者ちゃうんかい!自分は一体誰に一生懸命話してたんだとゆう身の毛もよだつ話。

本日は「開かずピンちゃん」

▼これが開かずピンちゃん!

▼さておき、留守中の実家の方から煙が見えてサイレンが鳴り響き心配になって見に行くと、

▼実家の中は煙だらけ、すぐに窓を開けるとすぐ後ろの学生マンション?から炎と黒煙が・・、

▼二部屋全焼したそうですが我が家も紙一重でした・・怖かった・・・。

皆様も火の元には十分ご注意ください!!

たばた

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第1799話:八畳二等辺雪花絞り

2017年7月19日 

暑い日が続いておりますね!セミも鳴き始め夏が始まりました。
祇園祭では雪花絞りの浴衣を着ておられる方を結構お見かけしました!あんまりずっと見ていると“何あの人!めっちゃ見てくるやん!”ってなりますのが、染める工程や反物は毎日見ておりますが御仕立後の雪花絞りを見る機会はほとんどありませんので、やっぱり見ますよね~。

本日は「八畳二等辺雪花絞り」

▼先日「こんなの出来ませんか?」と尋ねて来られました!

難しそうですが・・、たぶんできます・・以前僕が染めたやつなので。

▼八畳二等辺雪花絞り完成です。

雪花絞りは生地の見極めが重要で、今回御持ち頂いた生地は雪花との相性が良い生地でキレイに染まりました。

たばた

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第1798話:講義に行ってきました

2017年7月18日 

良く聞く話ですが売れない呉服屋さんと提携してしまうと“もっと新しいモノ”を“もっと凝ったモノ”と言われます。“もっとキレイに”“もっと色を合わせろ”職人がどんどん追い詰められます。完璧を求めるなら僕は絞りじゃなくプリントや印刷でいいと思いますが。手直し手直しで手間暇を掛けてようやく完璧なものを仕上がると次は“完璧過ぎて味が無い”“新しいモノを出したら前のが古いと言われた”“売れないモノを作るな”“何でもいいから売れるものを作れ”“売れないから買い取れ”と。景気が悪いので当たる気持ちは分かりますがちょっと悲しいです。
手間を掛ければ必ずしも良い物が出来るとは限らず値段も高くなり作れる量も減ります。絞りはシンプルなデザインでも十分に魅力があると思います。とは言え、水玉の絞りが簡単なものではなく堅牢度の高い染料で綺麗な水玉の絞り同じ色目で量産することは簡単そうに見えますが実は超絶難しいのですが。伝統も需要と共に人材も材料も失われつつあります。「時代遅れ」、「もう滅びてもいい」と言われる事もありますが、人が人を思って作る日本の技術、大事に守っていこうと思います。

「講義に行ってきました」

▼京都工芸繊維大学!雪花絞りの畳みをお願いしてますHさんの御主人も来て下さいました!!講義で頭いっぱいだった為僕は写真を一枚も取れず・・画像はHさんに頂きました。ありがとうございました!

▼「千年の都京都に古くから伝わる伝統を継承」とゆうテーマで講義。緊張しましたがまぁまぁまとめられたか・・う~ん、どうだか。

▼晩に気合を入れて祇園祭行ってきました、人の多さ・・・・、暑い・・・・・、

▼けど鉾も見れたし、

▼キーヤンの絵も見れたし、よかった~!!

人をかき分け押すな押すなの人ごみで、バッタリSOU・SOU若林さんと出会いビックリ!!
何万人の人ごみでバッタリ出会います?これドラマなら恋の始まりですよ!!

たばた

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第1797話:京都工芸繊維大学

2017年7月13日 

ブライダルの音響をしていた頃、結婚式って新郎新婦にとっては人生で一度きりの大事な日でその瞬間はたった一度きり、緊張の毎日で一気に白髪が増えました。幸いハゲなかったのですが緊張と重圧から解放された帰りの電車の中で倒れた事もあったり・・。
緊張感は今も持つようにしています。当然ですがやり直せばいいからこれぐらいにしておこうとゆう気持ちでは取り組んでいません。今逃せばチャンスなんて二度と来ないかもしれない!有り難いことに僕は数えきれないほど毎日大量に絞っています。ですがそれを手にする方からすると数ある商品の中から選んで下さった一点!一つ絞るその瞬間とゆうのはリハーサルではなく常に本番で取り組んでおります。

本日は「京都工芸繊維大学」

▼京都工芸繊維大学の先生と生徒さんが絞り染めの見学に来られました。

▼そしてバリバリ絞っておりますのが「衿巻薙刀長方形衣」。これから解き作業です!

学生さんがよく見学されに来られるようになりました。皆さん本当に熱心で僕自身も見習わなければと思います。今日とゆう日は二度と来ないのでどんどんぶつかっていって下さい!

たばた

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