第1827話:八畳着抜二重雪花絞り

2017年11月24日 

寒くなってきましたね。
授業では“色がうまく抜けず染め付かない”こんな質問がありました。
染め始めた頃と今の気候ではかなりの温度差があります。当初は一度温めた染め液を種火でも温度を保つことが出来ていましたが、今は染場に出るのも苦になるほど寒くなり同時に染め液の温度も急激に下がりますので定期的に温度調整が必要です。染色は温度や湿度、助剤や量や時間の微妙なバランスで大きく変動します。それをその日の気候に狂わされるわけですから難しいですね!でもだから面白いのではないでしょうか。

本日は「八畳着抜二重雪花絞り」

▼とゆうややこしいネーミングですが読んで字のごとく、反応染料で紫に無地染めをした生地を八ツに畳んで色を抜きながら二色のアルカリ染料で染めた雪花絞りです。アルカリ染料の色は紫と青碧。その気になれば浴衣ぐらいの長さでも可能ですが時間とコストを考えると2mぐらいが限界かな・・。

まさに究極の雪花絞りです!

たばた



第1826話:お越し下さいました

2017年11月23日 

先日昔からお付き合いある呉服製造卸業の若社長?さんと飲みに行ってきました(と言っても僕は飲めませんが)。主に話した内容は若手育成について・・。
オリンピックに向け国内だけでなく海外からも日本の伝統工芸が見直され他では出来ないオリジナルの良さを求めて来られるメーカーや消費者が多くなってきました。しかしネットやSNSの普及により経験がないまま間違った知識を持ってデザインしプロデュースすることで職人に対し無理な要求になってしまうことがあります。本来なら挑戦していくべき姿が職人だとは思いますが高齢となった職人に気持ちはあってもついていかない部分は多々あります。
“昔の考えでは今の時代に通用しない”確かにそうでが今の考えを昔の考えの人に求めるのも違うと思います。何が悪いのかではなく何が出来るのかが大事かなと思います。
時々学生さんや職人を目指してる人から仕事として成り立つのか聞かれることがあります。生計が成り立つかどうかが気になるならやめておいた方がいいと思います。何もできないうちからお金をくれる人なんていませんしまずはやってみないと何も始まらないと思います。

本日は「お越し下さいました」

▼今日はSOU・SOUスタッフの佐藤さんがお越し下さいました。

▼友禅や注染や絞りも経験があるそうです!

▼雪花絞りの手ぬぐいを畳んでもらいまして、後はご自身で持って帰って自分で染められます(^^)どのようになるかはSOU・SOUホームページ佐藤さんブログで見れるのかな?

▼そして関係ないですが、干し柿が何となく出来てきました!揉んだらいいそうなので恐る恐る握ると、、出来て来てるではありませんか!!ちょっと感動!!

佐藤さんありがとうございました!

たばた



第1825話:麻暖簾

2017年11月22日 

一気に寒くなってきましたね!そんな寒い中先日二条城の横を車で通るとすんごい行列が出来ておりました!!アートアクアリウムやったはるんですよね。二条城は歩いてでも行ける距離なのに37年間一度も入った事がないし行ってみたいなぁとは思いますが37年行かなかったってことはこれからも入ることは無いかな。しかしどこにいっても紅葉シーズンの京都は人が多いしパーキングも高いし、15分200円て!!ゆっくり喋ってられへんしサササッと見て、サササッと食って、サササッと車まで戻ったわ!!せわしないわ~。

本日は「麻暖簾」

麻小路さんからのご依頼で暖簾を絞ります。「真ん中に絞りを・・」とゆうことで麻耶紅梅を入れていきます。

▼かなり難易度の高い絞りになります。

▼迷いましたが渋めの赤紫で染色です。

▼このように!!完成です!!

麻小路さんのところで販売されます!その他にも麻の魅力たっぷりのお店です!!

たばた



第1824話:京都植物園

2017年11月13日 

前の車が遅い、肩がぶつかった、目があった、ちょっとしたことで相手も自分も人生を棒に振ってしまうとゆうニュースが多いのは思い通りになって当たり前と勘違いをする人が多いからだそうです。

先日、四人で昼飯を食べに定食屋さんに行きました。数分してから三人分はサササッっと来たのですがもう一人分は然程時間がかかりそうなメニューでもなかったのにちょっと遅く・・、遠慮なく先に食べてと言われても例えば目上の方なら尚更食べにくいですよね。ゆっくり食べながら会話を盛り上げようと思ってもなんだか気まずい空気が流れ忘れているんじゃないか?どうだか?の境目辺りでようやく運んできた店員さんが「すみません遅くなりまして!!決して忘れていたわけじゃないですよ!!僕なら忘れているんじゃないかと思ってしまいますが、そうではなく一生懸命作っていたので少し遅くなりました。申し訳ございません」と言われました。
この空気の中ほどよいユーモアを交えた謝罪は経験だなぁと感心してしまい一瞬で和やかな空気になり少しのユーモアを笑いで受け入れるだけでその後の食事が美味しく頂けました。
完璧な人なんていないんです。完璧って人はまぁ大抵悪いことしてますよね。

本日は「京都植物園」

▼いいお天気でしたので京都植物園へ行ってきました。外に出歩いたのは久々・・。

▼先日の台風であちこち木が折れて大変だったそう。

▼温室コーナーも一部は閉鎖中でしたが、お目当てのサルに似たなんとかって花と、

▼気味の悪い顔のようななんとかって花も見れました。

▼コスモスもまだキレイに咲いておりました。

▼実家に行くと親父が田舎で渋柿をもらってきてたので干し柿にしてみようかと挑戦中。

カラスに狙われないだろうか・・心配。

たばた



第1823話:ノート

2017年11月8日 

制作するにあたってノートに記録することは大事な事です。授業ではまず観察してどのようなものを作りたいかをノートに書き込み染めてみます。染色後はノートに書いたものと実際に染めた物を比べてみんなで検証していくとゆう流れです。なぜこうなったのか?どのようにすればよかったのか?自分の作品だけでなく人の作品から学ぶこともたくさんあります。こういった事ができるのは学生の内だけですので休まずに頑張って下さい!

本日は「ノート」

▼制作ノートってありますか?と聞かれました。勿論あります!内容は人にせ見せれるようなものではないですが・・。

▼染色中にポタポタポタっと・・。ショック!!!と思っていましたが、皆さんからそれも勲章、アート、と言われるとなんだかカッコよく見えてきました。

秋を身近に感じました(^^)

たばた