第1821話:京都造形芸術大学 後期

2017年11月2日 

病気で母を亡くし父と二人で暮らす女子高生、高校生にもなると父親なんてうっとおしい存在になってくる方も多いのではと思います。“なんでいっつも同じ服着てんねん!!”SNSでつぶやいていましたが、ある日一枚の写真を見つけてこうつぶやいたそうです。
「父が、ボロボロになってもずっと気続けている服、新婚旅行に母と御揃いで着ていた物だと知った・・」。
この仕事を始めて少しした頃、道の駅で絞り染めのハンカチが売られているのを見てつけました。どこのだれが作ったのか正直そんなに上手とは思いませんでした。
しかし、それを作られたのは身体の不自由な方が職業訓練施設で作られたものと知りました。
何も知らずに評価を付けてしまったことに深く後悔したと同時に“凄い”と思い直したのは器用な人でも難しい絞りとゆうことを身を持って知っていたからです。
足を運ばなくても簡単に情報が手に入れる事が出来る世の中ですが、ものづくりにはストーリーがありそれを知る事で同じ結果でも見え方が変わることがあります。

本日は「京都造形芸術大学 後期」

▼授業では“板締め絞り”をテーマに皆さん頑張って取り組まれております。

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なんで?から、なるほど!に変わってくれば次のステップです!!

たばた

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