2011年9月18日 

第74話:京都壬生

幕末期、幕藩体制が弱体化し京都の町の治安は悪化。そんな背景のもと自ら志願して動乱の中に飛び込んでいった攘夷の志士達・・・。
国を出るときにもう帰ってこないという死の覚悟ができていた。だから強かったのです。

本日は、たばた絞り家付近の、新撰組ゆかりの地「壬生」をご紹介させて頂きます。

▼壬生寺界隈には画像を見ていただいて分かるように連日たくさんの観光客で賑わっています。

自転車のおばちゃんも、きっと新撰組ファンです。


▼壬生狂言でも有名な壬生寺です。


広い庭を利用して新撰組のメンバーは武術の稽古に励んだそうです。

▼境内には新撰組コーナーが設けられていています。

▼奥には天然理心流 四代目宗家、近藤局長の胸像があります。

門弟の土方歳三、沖田総司、井上源三郎らが、京都において「新選組」を結成したことでも知られています。 天然理心流の極意は「肉を切らせて骨を切れ、骨を切らせて命を断て」これがその教え。
そして、新選組一番隊組長沖田総司が愛刀としていた日本刀「菊一文字」ですが、
SOU・SOU伊勢木綿にも「菊一文字」がございます。

▼新撰組は近藤勇局長、土方歳三副長を中心に壬生の八木邸、前川低などに滞在していました。
こちら壬生寺隣の八木邸には芹沢一派が惨殺された時の刀傷が今も残っています。

▼前川邸の中には隊の規則を破った山南敬介が切腹した部屋があります。


そして、京都焼き討ち計画の密会をしていた長州、土佐、肥後などの志士を、
新撰組が殲滅し、一躍、京都市中に新撰組の名が轟きました。

▼私も一昔前、維新勤皇隊の一員といて三羽織に義経袴をはき、下には筒袖の衣、頭に鉢巻をして、脚絆、足袋、草履をはいて傾いてました。

一番傾いてるので、すぐにお分かりかと思いますが、左の真ん中辺りにちょこんと、観光客が写りこんだかのように見えるのが私です。

引き続き傾いていこうと思います。

<おしらせ>
平成23年9月25日(A),26日(B),27日(A),28日(B),29日(A),10/2日(B)
A=田端和樹
B=田端正美(父)
西陣織会館にて絞り実演をさせて頂きます。
京都市上京区堀川通今出川南入
TEL(075)451-9231
FAX(075)432-6156
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伝統産業見学施設
開館時間 AM9:00 ~ PM5:00
入館料 無料
会館内容
 きものショーの上演、西陣織の製織実演、
 西陣織の展示即売、手織体験、舞妓衣裳、
 ホビー教室、十二単着付、アートインテリア教室
 レストラン、駐車場完備
お近く来られましたら是非お立ち寄り下さいませ。

たばた

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