2016年2月16日 

第1585話:ご紹介頂きました

ポリエステルを染めるには幾つかの染色方法があります。

常温染め:約100℃の温度で30分染色します。仕上がりは繊維の表面や浅い所に染料が軽く載っているだけなので薄い色の仕上がりになってしまいます。

キャリヤー染め:助剤を入れて約100℃の温度で30分染色します。キャリヤーと呼ばれる膨潤剤が繊維を膨張させ繊維に隙間を作り染まる為常温染めよりは濃く染まりますがキャリヤー特有の石油臭が生地についてしまいます。

高温高圧染め:特殊な染色機械に密閉し高温高圧をかけ130℃の温度で30分染めます。圧力が繊維の小さい隙間に染料を無理やり押し込みますのでもっとも濃くキレイに染まります。

ポリエステルを染色する際の温度は非常に高い為、絞りを施した物を染めると防染に使うナイロンが溶けてしまったり長時間の染色で防染した部分にまで染料が侵入してしまうリスクと、機械を可動させる動力と助剤を考えると手絞りが出来る量程度のロット数では一点に対する金額が相当なものになってしまいます。需要の多いポリエステルの染色を探究していきたい気持ちはありますが一人の力では到底力無理な為この課題はしておりません。

本日は「ご紹介頂きました」

▼いつも見せて頂いてますA様のブログでいつも素敵に紹介して頂いてます(^^)

実は家もお近くでLIFE(スーパー)に行く時はA様宅の前を通ります。
一礼して通るようにしよ。

たばた

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