第5話:詰め込まれた紙芯

やっとの思いで絞った商品を風呂敷に包んで染め屋さんに持っていくと、そこには外国で加工された絞り商品が山積みにされているのをよく目にします。100人ぐらいで絞ったと言えるぐらいの量です。あの量を日本の絞り職人に振り分ければ腕の良かったあの方も跡継ぎしていたあの方も絞りを辞めなくて済んだのにと思うと残念です。
先日その染め屋さんに「もう持ってこないで欲しい」と断わられました。山積みされた外国絞りに追われて風呂敷一つ分が面倒になるようです。
仕方ないですね。

本日は紙芯を使った根寄せ、「芯入れ」をご紹介させて頂きます。

▼根寄せをした際に出来る空洞に紙芯を詰めます。


▼シワを均等に、染まるところと染まらないところを分けます。

▼一番下の糸目が染め分けの境目です。指先のみでこの作業を3000個施します。

絞りを初めてから毎朝グーのまま手が開かず激痛に耐えながら逆の手で指を起こしています。「バネ指」とゆう腱鞘炎は手術をしないといけないようです。「バネ指」の事を忘れてボーリングをした時は玉に指を持って行かれたと思いました。
明日は「括り」を紹介させて頂きます。

たばた

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2 Replies to “第5話:詰め込まれた紙芯”

  1. 7月7日以来、毎日楽しみに見せていただいております。
    本疋田の高橋です。(川本の娘です。)
    以前からsou・souさんが大好きで
    お店のほうにも寄せていただいたり
    HPものぞかせていただいていましたところ
    田端さんをはっけーーーーーーん。
    とても驚きました。田端さんのお仕事に
    sou・souさんのHPで出逢えるとは
    思ってもいなかったので
    凄く凄くうれしかったです。
    雪花絞、とても素敵ですね。
    釘づけになってしまいました。
    毎日更新されるお仕事の日記で
    私も勉強させていただいております。
    またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。
    近々sou・souさんに足袋下を求めに行く
    予定をしております。
    (靴下は足袋下を基本に履いておりまして
     それが軒並み穴があいてしまって…..)
    またブログにもお邪魔します。

  2. 高橋庸子様

    コメントありがとうございます。
    高橋さんに御覧頂いてるとは驚きで身の引き締まる思いです。
    お会いする前から「川本さんの娘さんがお嫁に出て高橋さんになりお嫁に来られた方が川本さんになりお二人共川本さんの後を継いでおられるから川本さんの娘さんは川本さんではなく高橋さん」と父から聞いておりましたが指ぬきひとつで繊細な括りをされてる姿を見てすぐに川本様の娘さんだと分かりました。
    日々の絞り日記を書かせて頂いておりまして「本疋田」の事もしっかり勉強させて頂いてからご紹介させて頂ければいいなぁと思っております。
    暑い日が続きますのでお体ご自愛下さいませ。
    また西陣でご一緒になるかとおもいます。その際は父共によろしくお願いします。

    たばた

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