2016年4月21日 

第1620話:袖なしジバン&草衣

条件が良くて整った環境で現役バリバリの若手職人数人が染めてるのかと思われがちですが、実際は全く違って厳しい条件で年々廃業されるところ多い中、本来ならとっくに退職されてる御年の方が無理して頑張っておられてるのが現状です。自分は若くこれからまだまだやっていこうと思っていますが継続できていること自体が奇跡的な事で今にも無くなってしまうのではといった状況です。仕事の依頼はあるとゆうか増えてると思います。しかし、当然ですが高齢になると依頼する側が求めることに対して気持ちは通じてもそれを行動に起こすのは難しいのは当然だと思います。携わってる以上“やる人はいくつになってもやらはる”なんて無責任な事を言うのではなく、足を運んで、見て、聞いて、知って、次の世代の者もフォローしていくことが日本の伝統を残すのに大事なことだと僕は思います。

本日は「袖なしジバン&草衣」

▼黒が染まってきました。

▼同じ黒でも生地によって発色が変わります。伊勢木綿の草衣。

▼ポリが入ってる為光沢はありますが、少し染料が弾かれた黒になります。
IMG_2309 (640x480)

今日は一日雨だそうですが気持ち入れて頑張って行こうと思います。

たばた

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