2018年11月7日 

第1904話:雪花絞り

11月7日は「立冬」で暦の上では冬が始まりますが昨日今日と暖かいですよね。
西日本や東海では夏日になる所もあるそうです。サラッと見ていたらこんな記事を見つけました。

【「ハンドメイドは手軽、稼げる」メディア紹介に作家らから危惧の声】
布やビーズなどを使って手作りで制作する「ハンドメイド」のアクセサリーが注目を集めている。最近では、情報バラエティー番組「ヒルナンデス」(日本テレビ系)で取り上げられたが、ハンドメイド制作の実態が正確に伝わらないのではないかとして、様々な声が出ることになった。というのも、番組では「稼げる」ものとしてハンドメイドを紹介。「材料費200円に対し、販売価格は1300円」などとコストの低さが強調されており、実際のハンドメイド作家から「初期投資、練習、作業工賃、送料まで考えたら材料費だけでできる訳ないじゃん」などと疑問の声があがったとのことです。

だったら、タレントなんてええもん食うて笑てるだけにしか見えへんけどなぁ・・。
歌手って歌ってるだけやし材料費もなんもいらんやん・・。
くいもん屋なんて毎日同じ味のもの出してりゃいいんやし考えることも何もないやん。
染めものなんて色の付いた液体に浸けるだけやん!!
なんて言ったらシバかれますよ!!現場を知らない人間は言ったらだめだと思います。文句があるなら同じ土俵に立ってからと僕は心がけています。
興味ならともかく収入にするなら見えない努力や大変な下積みってのがあります。道具の準備や材料調達は思った以上に大変だし、デザインも考えなきゃいけない。作っているうちに当初の考えでは上手くいかずに途中で変更や作り直しなんてのもザラ。売れたはいいが、想像もしていなかったクレームや不具合を指摘されたりすることもあります。
障害者の作業場で作ったものを売っていると世間では「安く買える」というイメージがあるようです。物をきちんと見ず、障害者の作品というだけで「あら、意外と高いのね」なんてよく聞きます。どれだけ大変な思いで作られているか!仕上がりは本当に丁寧できれいに仕上げられている。それを仕事としているにも関わらず賃金は安い。
ピカソの有名な話で「あ、ピカソだ!これに絵を描いてください」と言った人に対し、サラサラッと絵を書き上げ、高額な料金を請求したそうです。その人が驚くと「この絵はこの30秒で書き上げたんじゃない。私のこれまでの人生によって書き上げたものだ。」というエピソードがあります。
高い安い、儲かる儲からないの話だけじゃなく価値についても一緒に伝われば見え方も変わるのにな、なんて思う話題でした。

本日は「雪花絞り」

▼とその前に、水に浸けておくと卵から孵化して中の小さな恐竜が数倍に大きくなるってオモチャを水に浸けていたのを忘れていて久々に見てみると半身浴で顔だけ水面に出ていたせいでバランスの悪い恐竜が・・・。中々愛嬌があって可愛かった!!

▼そして雪花絞り!!試しに試して色出し!!中々思うように出ないもんです。

▼全4柄を知多木綿に雪花!!!これは何になるのでしょうか?僕も知らないのですが気合を入れて染めていきます!!

やばい・・忙しくなってきました・・。

たばた

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