昨日に引き続き本日も「平縫い締め絞り」を使った黒い絞り手ぬぐいについてご紹介させて頂きます。
▼こちらは「なまし番線」を火で炙り先端をペンチで曲げて作った手作りの絞り専用台です。力仕事にも耐えられるよう柱に直接取り付けております。
糸を切るのに、ハサミを手に持って使うとゆう動作を時間短縮する為手元にナイフを立てております
▼糸入れが終わると次は白く残す箇所に「平縫い締め絞り」を施します。
絞り台に玉結びを引っ掛けます。
▼周りの生地が挟まらないように注意して生地を均等に寄せていきます。
「平縫い締め絞り」は寄せが命です。結びが弱い場合や玉結びが小さいと、寄せが広がり染料が入ってしまいます。このように「平縫い締め絞り」は命をかけて絞られようとしています。絞り手はその命を無駄にすることはできません。
明日に続く
たばた