2011年8月16日 

第41話:和魂梅~その壱~

「東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
自邸を「紅梅殿」と名付けたほど梅の花を愛した菅原道真が大宰府に左遷されるとき、愛した庭の梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌です。
学問の神様として知られている菅原道真をお祀りした京都北野天満宮には50種約2,000本の梅が植えられており2月下旬~3月頃中旬に和魂梅(わこんばい)とゆう珍種が見られます。

本日は「SOU・SOU×たばた絞り 和魂梅」をご紹介させて頂きます。

▼第13話でご紹介させて頂いた「SOU・SOU×たばた絞り八重の紅梅」の色違いですが違うのは色だけではございません。まずは「下絵」「糸入」「小ぼうし絞り」

ここまでは同じです。


▼梅の色に染色後、小ぼうし絞りを解きます。

▼解き終えるとこのように、白く残った小ぼうし絞りと梅を模った糸入れが残ります。

▼芯巻きです。


梅の大きさに合わせた芯を作ります。

▼梅を模った糸を使って芯入れをします。

明日に続く・・・

たばた

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