第1796話:雪花絞り浴衣

2017年7月7日 

七夕ですね。たなばた・・たなばた・・たなばた・・・たば・た・・・。

短冊に書かれた願いを見て見ますと、

「ポジティブになります!」
ネガティブ思考であることに悩み続けよりネガティブになっていくという方もおられますがこれは人生変わりますよね!

「素敵な人と結婚できますように」
これは無理です!全員が“素敵な人”を希望するわけですから“できますように”ではなく
「素敵な人と結婚させてくれ!」と書いた方が効果的だと思います。

「別れた彼が幸せになりますように」
願いではなく怨念ですね。誰も幸せになれないパターンなので「別れた彼がうらやむ幸せ者になる!」にしましょう!!

「おとうさんがはやくわるいおんなのひととわかれてほしい」
この類の願い多いです!これは病気なので「お父さんの麻酔が早く切れますように」がいいです。

「お金をくれるおばあちゃんが病気になりませんように」
複雑な気持ちになりますが、この子にとって“お金=幸せ”ですから「幸せをくれるおばあちゃんが病気になりませんように」とゆう解釈がいいと思います。

その他にもユーモアのある願い事がたくさん書かれていました。自分が書くならなんて書くだろう・・とりあえず「仕事を頑張ります」

本日は「雪花絞り浴衣」

▼雪花絞りを畳んで頂いてるHさん、ご夫婦で浴衣をご購入頂きました!
仕立てが終わり羽織ってみられましたが凄くお似合いで素敵ですね~!!

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帯や下駄をどのようにコーディネートされるか楽しみです(^^)

たばた

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第1795話:ホタル絞り

2017年7月5日 

王将で餃子二人前(12個)を頼みまして、まぁ王将って安いし早いし美味いし食材は国産にこだわるところが安心!!で、餃子めっちゃ熱いんですよね!焼石を口に放り込んだかのようにとにかく熱い!フガフガしながらヤケドしないようにゆっくり食べてたのですが、まさかの最後の12個目で口の中ヤケドするとゆう熱の抜けなささ!凄いわ!!
帰り道、車で左指示器を付けて細い道を左折しようと思ったのですがカーブミラーを見るとその曲がりたいと思ってる細い道の向こうから車がこっちに向かって来てるのが見えたので当然指示器を付けたまま出てくるのを待っておりました。そしたら前から直進して来た自転車のおばさんが“曲がりたいなら先にどうぞ”的な顔して止まってくれはるのはいいのですが僕的には今曲がったらこっちに向かってる車が“おいおいなんで入ってくんねん!待っとけよ”となるのでおばちゃんお先にどうぞと合図したのですが、おばちゃんは“いやいや、あんたが先に行くべきや!私はあんたが行ってから通るんや”って顔で断固として動かないんです!まぁ細い道から車が出てくるまではとりあえずどっちも止まってればいいかと思ってたのですがそんなこと知る由もない後ろのトラックがクラクション鳴らしてきて“何を譲り合いしとんねん!おばちゃんは止まってるんやからお前が曲がったらええやんけ!”と言わんばかりに何度も鳴らしてくるんです!
腹立つわ~、こっちはおばちゃんと譲り合いしてるんじゃないわ!だとしたら全く動く意思の無いおばちゃんに無理やり先行かそうとしてるおかしな奴やん!じゃなくてそのもう一手先を読んでると言うか、なんなら細い道から出てくる車がおばちゃんとぶつからないかとか、トラックが僕を追い越した際に細い道から出てきた車とぶつからへんかとか、二手、三手先を読んで心配までしてるわけですよ!それをここまで追い込むかね!!と思ったら細い道からようやく車が出てきて、手も挙げずスマホ運転ですよ!!あかんでしょ!こうゆう奴は口の中ヤケドしたらいいと思ってます!!

本日は「ホタル絞り」

▼ジメジメと蒸し暑い日が続いておりますが干し場は涼し気に麻の生地にホタル絞り。

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京都はもうすぐ祇園祭これからまだまだ暑くなりますねぇ、

たばた

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第1794話:作られました

2017年7月4日 

“クレマチスの花のよう”とゆうことで名付けた「たばた雪花~クレマチス~」
クレマチスの花言葉は「美しい精神」と「旅人の喜び」があり
「美しい精神」はツルが細いのに関わらず鮮やかで大きな花を咲かせることから。
「旅人の喜び」は、聖母マリアが誕生したばかりのキリストを抱いてエジプトへと渡った際クレマチスの茂みで休息をとったと言われることから由来しているそうです。
そんな「たばた雪花~クレマチス~」の生地をご購入頂いたお客様が本当に素敵な“ゆかたみたて”を作られました。

本日は「作られました」

▼たばた雪花~クレマチス~ こちらは二重雪花絞りの技法で紺色に少し黄色を混ぜた「熨斗目色(のしめいろ)」と本紫(ほんむらさき)を使いました。

▼どのようになるのかと楽しみにしておりまして、

▼それをなんとも見事に・・。

▼仕上がりを惚れ惚れして見てしまいました。

▼お召しになられると更に美しい・・。

祇園祭にも着て行かれるそうですが鉾よりも立派なものを作られました!いや~素晴らしい。

たばた

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第1793話:お越しくださいました

2017年7月3日 

“絞り”とゆう名前のプリントだと思っていたと、なんとなく絞りって聞くことはあっても見たこ触れたことは無い方は多いと思います。最近は日本人より外国の方の方が日本の事に興味を持たれ詳しく絞り染めについての工程を見たいと訪ねて来られることが多くなりました。

先日お越しくださった日本人の彼が留学した先で外国の方に日本の伝統文化に付いて聞かれたそうです。しかしながら身に付けているモノや食べ物や話す言葉も思考もすべて海外からやって来た借り物ばかりで外国人からすると日本人ははただ西洋文化のマネをしているだけの東洋人。『外国の人の方が日本の歴史に詳しい』のではなく『日本人が自分の国の歴史を知らなさ過ぎる』とゆうことを留学して実感されたそうです。
そこで日本の伝統の事を調べているうちに“たばた絞り”が当たったそうで、情熱大陸など手掛けられておられる先生の元で勉強している彼が僕を題材にドキュメンタリー映画を撮って下さるようでお打ち合わせ。僕が日本の伝統の何を語れるって事は無いですがそんな思いでお越しくださったのですから僕が見てきたもの触れてきたもの出会った方々の事などお話出来ればなと思います。

本日は「お越しくださいました」

▼これから取材して頂けるようでよろしくお願い致します。

▼キーヤンの階段で!

日本の伝統産業に“将来的には”なんて言葉僕は無いと思ってます。
仮に需要があっても材料も人手も技術ももう明日にでも失う寸前です。
今後こうしていきたいとゆう理想の未来を僕はおそらく歩めないかもしれません。
チャレンジする事は失敗する確率も上るとゆうことです。逆に言うとチャレンジしなければ失敗することはないかもしれません。でも成功することもあり得ないと思います。
先代が残してくれた日本の伝統工芸の美しさを世界中の人々に知ってもらえるように今を一生懸命頑張っていこうと思います

たばた

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