第76話:伝統工芸品

2011年9月20日 

9月の大型連休「シルバーウィーク」ですが、あちらこちらでお休みされますと、思うように仕事が進まず、長いところでは17日~25日まで休まれたりで・・、と言っても仕方ありませんので、連休が明けるまでは仕込み、仕込み、仕込み。で過ごそうかと思います。

本日は「伝統工芸品」のご紹介をさせて頂きます。

▼「伝統工芸品」とは伝産法とゆう法律に基づき経済産業大臣が指定します。
下記の指定条件を備えていることが必要です。
1.主として日常生活の中で使われているものであること。
2.主要部分が手づくりであること。
3.伝統的な技術又は技法が守られていること。
4.伝統的に使用されてきた天然の原材料が用いられていること。

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第75話:お手入れ

2011年9月19日 

越前打刃物は700年の歴史があり、その歴史と技術が高く評価され、刃物産地としては全国で最初に伝統的工芸品の指定を受けたそうです。
刃物は一生物ですので、お手入れはかかせません。

本日は、「刃物研ぎ」のご紹介です。

▼こちらは長年使っている砥石です。こうして見ると随分歪んできました。

砥石は少なくとも30分は水に浸けておきます。

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第74話:京都壬生

2011年9月18日 

幕末期、幕藩体制が弱体化し京都の町の治安は悪化。そんな背景のもと自ら志願して動乱の中に飛び込んでいった攘夷の志士達・・・。
国を出るときにもう帰ってこないという死の覚悟ができていた。だから強かったのです。

本日は、たばた絞り家付近の、新撰組ゆかりの地「壬生」をご紹介させて頂きます。

▼壬生寺界隈には画像を見ていただいて分かるように連日たくさんの観光客で賑わっています。

自転車のおばちゃんも、きっと新撰組ファンです。

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第71話:決意

2011年9月15日 

絞り染めの職人さんがまた一軒廃業されると聞きました。

私がまだ見習いで父の後ろを付いて回っていた頃、そこの染め屋さんは既に息子さんが親父さんの後を継がれていて、親子で染めておられました。平均年齢が60~70のこの業界では期待の若手染め職人でしたが、仕事自体が激減し、やむを得ず廃業されるようです・・・。 (さらに…)

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第70話:京の酒

2011年9月14日 

京都は山に囲まれた盆地になっていて、山の岩盤を伝って地中に潜り込んだ水がその水瓶に溜まっていく形状になっています。水の溜まる条件が揃っている地形は世界的に見てもめずらしく、この水瓶は琵琶湖の水量の約8割の水が蓄えてられると発表されています。1000年もの間、都が京都に置かれたのはこの豊富な水があったのが大きな理由だといわれています。

昨日に続き、本日も「京の酒」をご紹介させて頂きます。

▼夕刻、納品の帰りに立ち寄りましたのが、俳優の佐々木蔵之介さんのご実家でもあり、現在は弟様が後を継がれてる酒屋さんのお店。こちらです。

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