第14話:京土産

本日ご紹介させて頂きますのは「大ぼうし絞り」です。

▼京都観光の帰り道で「今日は楽しかったね」と、そっと差し出されたものがこんなものだったら、思わず「晴れてよかったね」と言ってしまいます。

こちらは旅行前に吊っておいた「てるてる坊主」ではありません。
紙芯では対応できない程大きい柄は桶絞りを用いるのですが、ナイロンの普及と技の向上から生み出された現代の絞り技法です。

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第13話:合わせ技

本日ご紹介させて頂きますのは「小ぼうし絞りとタコぼうし絞りの合わせ技」です。

▼こんな物を道で拾ったら、思わず空を見上げてしまいます。

こちらは宇宙からやって来た物ではなくタコぼうしの技法で引っ張り出した箇所を更に小ぼうし絞りを施した「針千本絞り」です。見た目がハリセンボンに似ています。

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第12話:爪の極み

本日は「小ぼうし絞り」をご紹介させて頂きます。
紙芯が詰められない程小さな柄を染め分ける際に「小ぼうし絞り」を使います。
男性には不向きで指の細い女性が主にされる技法です。
私は指も太くこの技法は無理だと言われてきました。確かに自分より指の細い方でも
括れない方がいますが無理と言われるとどうしてもやりたくなります。

▼指が無理なら伸ばした爪をピンセット代わりに使うまでです。

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第11話:受け継がれた道具

「親父の後継ぎしなあかんぞ!」と周りの方によく言われ続けてきましたが反抗期には
「何でこんな地味で古くさい事せなあかんねん!」と蹴り上げたタコぼうしに穴が空き、母が徹夜で解き、父が括り直していました。

▼本日ご紹介させて頂くのは母親の姉でもあり父親の先輩でもある女絞り職人「那須富子」さんです。
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第10話:京都「タコぼうし絞り」

さかなクンが被っている「フグぼうし」のご説明はできませんが、
本日は「タコぼうし」をご紹介させて頂きます。

ぼうし絞りとは逆で染める箇所だけを出す技法です。絞り終えた形が「タコ」に見えなくもなく付いた名前の別名は「逆防止絞り(さかぼうししぼり)」とも呼ばれています

▼根寄せをした後予め穴を空けておいたナイロン袋の中に詰め込み、染めたい箇所だけを外に引っ張り出します。

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