第55話:貴船の雫~その壱~

2011年8月30日 

京都「貴船神社」は賀茂川の水源地にあたり、古来より水の神様として崇敬を集めています。水は万物の命の源であり、水がなければあらゆる生物は命を維持することができません。そんなありがたい貴船の雫を、伊勢木綿の白い手ぬぐいに落としてみました。

本日のご紹介は「SOU・SOU×たばた絞り 貴船の雫」です。

▼技法は「板締め絞り」を施しておりますので、下絵や糸入れとゆう工程は無く、
まずは生地を畳みます。


生地の畳み方によって広げた際の幾何学模様は様々です。こちらは二等辺三角形に畳んでおります。

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第54話:夕涼み

2011年8月29日 

気がつけば蝉の鳴き声も聞こえなくなり、暑かった夏も終わりが近づくとなんとなく切なく思います。今年の夏は仕事で出る以外はほとんど家から出なかったので、
本日は「夕涼み」の為嵐山へ出かけました。

▼嵐山へは四条大宮から嵐電で行くのですが、
四条大宮には「王将1号店」があり、餃子の王将はこの聖地で生まれました。

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第53話:寄り道~買い替え時~

2011年8月28日 

物持ちは良い方で、手帳なんかは中学校の時からの物を使っています。何かと年季の入ったものを使うのが好きで買い替え時は壊れた時の私ですが、今日携帯が壊れてしまいました。

▼使っていた携帯で、

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第52話:蝶絞り

2011年8月27日 

「同じ事をしているのに・・・。」「こんなに手間をかけたのに・・・。」「そうきたか・・・。」
おそらく何年絞りをしていても口にしてしまう言葉です。自分に落ち度があるならば納得出来るのですが、どこに落ち度があったかも分からず、完璧と思って取り組んだ物ほど、原因不明の難儀な事が起きます。初めはそれが嫌で嫌で仕方なかったのですが、いつの日からか納得するまで取り組むとゆう事を楽しんでいる自分がいる事に気づきました。

本日のご紹介は「蝶絞り」です。

▼二つ折りした布をさらに三つ折りにします。

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第51話:究極ニッポンの未来の職人

2011年8月26日 

今後の事を考える事が多くなりました。「このまま絞りをやっていけるだろうか?」とゆうような事などは頭の中には微塵も無く、その逆で「一人では抱えきれない仕事を共有していきたい」とゆう気持ちが日に日に大きくなります。

▼本日のご紹介は「諸岡夏絵さん(左)と小林麻弥さん(右)」です。

お二人が着られている服はご自身の作品で、完成度満点です。

作品だけではなく染めに対する探究心も満点です。

一体どうゆうお二方なのかと申しますと、

積極的で、やる気があって、可能性を秘めておられる二人です。

勝手ながらこうゆう方と一緒に絞り染めをしたいと思いました。

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