第19話:縫い師

ミシンの語源はsewing machine(ソーイング・マシン)の、「マシン」がなまったものと言われています。日本のミシン製造の量産はジャノメミシンが最初ですが、今ではミシンといえばブラザーの方が有名です。最近のミシンはスゴイことになっています。
電気で動くミシンは、一般に、電動ミシン、電子速度制御ミシン、電子ミシン、コンピューターミシンなどに大別されていますが、ハンドミシンといわれるホッチキスのような形をした小型のミシンもあります。ミシンなのか?パソコンなのか?くらいのものもあります。
ですが、どんなにすごいミシンが開発されても単純な波縫いが出来きるミシンは無くやはり人の手でしか出来ないのが「絞り」です。

▼本日ご紹介させて頂くのは糸入れを極められた縫い師こと「西小路紀代子」様です。

生年月日:昭和16年7月17日 (70歳)
血液型:O型
趣味:今や世界中で大ヒットの数字パズル「ナンバープレース」略して「ナンプレ」
   そしてカラオケ!!歌のレパートリーは松山千春、中島みゆき、など
特技:糸入れ、巻き上げ絞り

“第19話:縫い師” の続きを読む

LINEで送る

第18話:京・雪花絞り~その参~

本日も引き続き「京・雪花絞り」についてご紹介させて頂きます。

雪花絞りの挑戦は大量の失敗作を見て「やめるのはもったいないなぁ」とゆう気持ちで「あと一回だけ頑張ろう」とやってみればやはり失敗。でも何か「次の一回で出来そうな気がする」それでもやはり失敗。この繰り返しで、入り口も出口も無い迷路に迷い込んだ状態が続きました。

▼こちらは初号機と二号機です。絞りで電化製品を使うのは初めてです。
零号機は使いすぎで潰れました。

“第18話:京・雪花絞り~その参~” の続きを読む

LINEで送る

第17話:京・雪花絞り~その弐~

本日も引き続き「京・雪花絞り」についてご紹介させて頂きます。

有松で雪花絞りをされておられる張正さんの工房には一度だけおじゃまさせて頂いたことがありますが、「木下大サーカス」を見た時と同じでした。ただ目を輝かせて「うわー、すごーい」と興奮しただけで、「どうやって染めておられた?」とか聞かれても「絞り染めとかではなく、マリックのような超魔術だった」としか言いようがなく長年絞りをされている京都の絞り職人達も「あれは出来ない」と技術者どころか挑戦者すらいませんでした。

▼雪花絞りで分かっていたのは「畳む」「挟む」「染める」だけでした。手ぬぐいを「畳む」「挟む」「染める」。これを100回繰り返して無理だったら諦めがつくだろうと思いました。
生地代も積もり積もれば結構な金額で、染料も安くは無く相当なお金がかかります。
300回ぐらいでさすがに染料屋さんにも顔も覚えられ、「いつもの・・」で通じます。
400回ぐらいからさすがに家族に怒られ始めます。
何度やっても「雪花」が出来ず気が付けば500枚もの失敗作に埋もれていました。

“第17話:京・雪花絞り~その弐~” の続きを読む

LINEで送る

第16話:京・雪花絞り~その壱~

本日ご紹介させて頂きますのは「京・雪花絞り」です。

雪花絞りのご紹介をさせて頂くと呉服業界の方も喜ばれるかと思いますので必要以上にご紹介させて頂こうかと思います。

▼おかげさまで日々大変忙しくさせて頂いております。雪花絞りは字の如く雪の結晶のような模様に似ている事から付いた名前と言われております。折り畳まれた生地を板で締め、染料を浸透させることで模様を生み出す技法です。板を締める力加減や染料の浸透、染料に浸ける角度など少しの加減でその色と形は全く別の物になり同じ物は二度と作れない偶然が生み出す幾何学とされています。その難しさから技術者は有松におられる張正さんただ一軒がされていた幻の絞り技術です。そんな雪花を京都にも咲かせようと『京・雪花絞り』と名付け頑張らせて頂いております。

“第16話:京・雪花絞り~その壱~” の続きを読む

LINEで送る

第15話:たばた絞り第2工場

絞りは手に伝わる微妙な感覚を読み取り勘とコツで括ります。括りに必要な道具も自分の手に合っていなければ感覚が読み取りにくく作業に大きな影響を与えます。その為括り手によって道具の形は様々です。
そんな絞り道具を作る為によく行く「たばた絞り第2工場」をご紹介させて頂きます。

▼場所は自宅から車で10分程。
右にハンドルを回すと腱鞘炎の腕が痛いので左折のみで向かいます。(ウソです)

“第15話:たばた絞り第2工場” の続きを読む

LINEで送る