第3話:ぼうし絞り

一つの山を越えるとそこから下を見下ろす人もいますが、自分は向こうにそびえるはるか高い山を目指そうと心がけています。

商品名「袖なしジバン」に施す「ぼうし絞り」をご紹介させて頂きます。
名前の由来は絞られた形が帽子に似ている事や染料を防止するとゆうことから付いた名前です。
絞り技法は途絶えた技術を含めなくても数えきれない程たくさん存在します。
たばた絞りの技法は今年雪花絞りを習得しまして、ちょうど7万種になりました。



ご依頼の柄は〇(マル)です。
単純で簡単そうにみえますが、〇(マル)は粗が目立つ為絞り模様では腕が試される、
難易度の高い柄になります。
下絵にはツユクサの青い花が絞られた「青花」を使います。
(※最近では化学的に作られた物もあります。)
通常は湯に通す事で消えるはずですが何らか原因で稀に消えない事があります。
非常に厄介な事になります。

▼次に「糸入れ」を施します。
波縫いのできるミシンはありませんので2700個全て手縫いをします。
人の手でしか出来ない仕事です。

▼次に縫った糸を使い「根寄せ」の作業になります。
この作業では染まる箇所と染まらない箇所を分けます。
柄が大きいと空洞が出来る為「紙芯」を使って詰めをします。

明日は「紙芯」作りをご紹介させて頂きます。

たばた

LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です