第1951話:竹を染色

今回のご依頼は竹の染色です。竹なんて染めたことが無いのですが植物ですので染まらないわけではない、、はず。そのまま染め液に浸けてもそのままの状態で戻ってくるんです。そりゃそうか。染め屋さんに行ったら竹は染料が付かないから使い勝手がいいとの理由で混ぜ棒として使われたりしてるわけですから。まずは染め付かない元を剥がさないとと思い助剤を入れ炊き込んで油抜きをしました。そこから粒子の細かい染料で時間をかけて染めるとなんとか染まってくれました。まぁ初めてにしては上出来か。本来は竹を取り扱う竹屋さん?で塩基染料などを使って2日程煮込んで染めて、仕上げに火で炙るとかなんとかって聞きましたが染料も持ってないし設備もないし防火地域で火炙りなんてして煙を出したらどえらい事になります。やれるだけの事はやったのでこれくらいで御勘弁してもらおう。

▼竹を染色

▼黒

39歳になりました。節目節目で気持ちを新たに色んな事にチャレンジしていこうと思います、、竹だけに。

たばた

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第1904話:雪花絞り

11月7日は「立冬」で暦の上では冬が始まりますが昨日今日と暖かいですよね。
西日本や東海では夏日になる所もあるそうです。サラッと見ていたらこんな記事を見つけました。

【「ハンドメイドは手軽、稼げる」メディア紹介に作家らから危惧の声】
布やビーズなどを使って手作りで制作する「ハンドメイド」のアクセサリーが注目を集めている。最近では、情報バラエティー番組「ヒルナンデス」(日本テレビ系)で取り上げられたが、ハンドメイド制作の実態が正確に伝わらないのではないかとして、様々な声が出ることになった。というのも、番組では「稼げる」ものとしてハンドメイドを紹介。「材料費200円に対し、販売価格は1300円」などとコストの低さが強調されており、実際のハンドメイド作家から「初期投資、練習、作業工賃、送料まで考えたら材料費だけでできる訳ないじゃん」などと疑問の声があがったとのことです。

だったら、タレントなんてええもん食うて笑てるだけにしか見えへんけどなぁ・・。
歌手って歌ってるだけやし材料費もなんもいらんやん・・。
くいもん屋なんて毎日同じ味のもの出してりゃいいんやし考えることも何もないやん。
染めものなんて色の付いた液体に浸けるだけやん!!
なんて言ったらシバかれますよ!!現場を知らない人間は言ったらだめだと思います。文句があるなら同じ土俵に立ってからと僕は心がけています。
興味ならともかく収入にするなら見えない努力や大変な下積みってのがあります。道具の準備や材料調達は思った以上に大変だし、デザインも考えなきゃいけない。作っているうちに当初の考えでは上手くいかずに途中で変更や作り直しなんてのもザラ。売れたはいいが、想像もしていなかったクレームや不具合を指摘されたりすることもあります。
障害者の作業場で作ったものを売っていると世間では「安く買える」というイメージがあるようです。物をきちんと見ず、障害者の作品というだけで「あら、意外と高いのね」なんてよく聞きます。どれだけ大変な思いで作られているか!仕上がりは本当に丁寧できれいに仕上げられている。それを仕事としているにも関わらず賃金は安い。
ピカソの有名な話で「あ、ピカソだ!これに絵を描いてください」と言った人に対し、サラサラッと絵を書き上げ、高額な料金を請求したそうです。その人が驚くと「この絵はこの30秒で書き上げたんじゃない。私のこれまでの人生によって書き上げたものだ。」というエピソードがあります。
高い安い、儲かる儲からないの話だけじゃなく価値についても一緒に伝われば見え方も変わるのにな、なんて思う話題でした。

本日は「雪花絞り」

▼とその前に、水に浸けておくと卵から孵化して中の小さな恐竜が数倍に大きくなるってオモチャを水に浸けていたのを忘れていて久々に見てみると半身浴で顔だけ水面に出ていたせいでバランスの悪い恐竜が・・・。中々愛嬌があって可愛かった!!

▼そして雪花絞り!!試しに試して色出し!!中々思うように出ないもんです。

▼全4柄を知多木綿に雪花!!!これは何になるのでしょうか?僕も知らないのですが気合を入れて染めていきます!!

やばい・・忙しくなってきました・・。

たばた

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第1833話:雪花絞り 草衣

非常にありがたいことに忙しくさせて頂きブログの更新が随分空いてしまいました。
誰かの分も何倍も頑張ろうと色んなことを削って意気込んで仕事に時間を費やしても限られた時間に一人の人間が出来る事にも限界を感じてきました。とゆうことで詳しくはまだお伝えできませんが若手職人達と一緒に頑張っていける環境をつくってもっともっとご期待に応えれるように進行中です。

特に今月は最強に忙しく、気が付けばもう一月終わり?・・です。そんな中先日ちょっと大きな買い物をしまして、仕事で使うものなのですがコレが届くのをここ数日非常に楽しみにしておりました。

そしてついに納品当日の雪降りの朝、配送業者さんから電話がかかってきました。

配送業者「田端さん、ちょっと場所がいまいち分かりませんでして、〇〇通りの・・これは二筋目を北に上がった通りになりますか?」

田端「家は二筋目なんですが、トラックは入れないので一筋目から入って来て頂いた方がいいです」

なんせ狭い入り組んだ路地のややこしいところなもので・・。

配送業者「ってことは、あっ、この酒屋さんのところですかね?」

田端「そこは違います。もう一本手前の・・・」

これは言うてるより行って誘導した方が早いな!!と思い喋りながら靴はいて、雪降ってるけど上着も着ずに家飛び出して、多分酒屋さんの近くで迷ってんのかな??

配送業者「あぁ、分かりました、分かりました!!!〇〇さんの隣ですね?」

田端「そうですそうです!!そこです!!」

配送業者「では14時までにはお伺いいたしますのでよろしくお願いします」

田端「・・・・」

田端「まだ出てへんのんか~い!!」

思わず言うてしもたわ!!先言うて!出る前やねんけどってことを!!

めっちゃテンション上げて雪降りの中薄着で飛び出して電話持ってキョロキョロして何事も無かったかのように帰るって・・。

その後家に届けてもらい無事に受け取ることが出来ました。この物はまた準備が整いましたらご紹介しようかと思います。

本日は「雪花 草衣」

▼今日はこちらを染めました!!草衣になるそうです。

IMG_1961.jpgasaasa (640x480)

しかし雪降りの染色は寒かった~

たばた

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第1826話:お越し下さいました

先日昔からお付き合いある呉服製造卸業の若社長?さんと飲みに行ってきました(と言っても僕は飲めませんが)。主に話した内容は若手育成について・・。
オリンピックに向け国内だけでなく海外からも日本の伝統工芸が見直され他では出来ないオリジナルの良さを求めて来られるメーカーや消費者が多くなってきました。しかしネットやSNSの普及により経験がないまま間違った知識を持ってデザインしプロデュースすることで職人に対し無理な要求になってしまうことがあります。本来なら挑戦していくべき姿が職人だとは思いますが高齢となった職人に気持ちはあってもついていかない部分は多々あります。
“昔の考えでは今の時代に通用しない”確かにそうでが今の考えを昔の考えの人に求めるのも違うと思います。何が悪いのかではなく何が出来るのかが大事かなと思います。
時々学生さんや職人を目指してる人から仕事として成り立つのか聞かれることがあります。生計が成り立つかどうかが気になるならやめておいた方がいいと思います。何もできないうちからお金をくれる人なんていませんしまずはやってみないと何も始まらないと思います。

本日は「お越し下さいました」

▼今日はSOU・SOUスタッフの佐藤さんがお越し下さいました。

▼友禅や注染や絞りも経験があるそうです!

▼雪花絞りの手ぬぐいを畳んでもらいまして、後はご自身で持って帰って自分で染められます(^^)どのようになるかはSOU・SOUホームページ佐藤さんブログで見れるのかな?

▼そして関係ないですが、干し柿が何となく出来てきました!揉んだらいいそうなので恐る恐る握ると、、出来て来てるではありませんか!!ちょっと感動!!

佐藤さんありがとうございました!

たばた

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