本日は『平縫い締め絞り』を施した黒色の手ぬぐいの完成品をご紹介させて頂きます。
そろそろ各地で花火大会が始まるかと思います。
待ち合わせ場所で彼女を待っていると向こうから一際美しい美人が・・、誰かと思えば京・雪花絞りの浴衣を着て、今年の私は違うわよと言わんばかりの美しい浴衣姿の自分の彼女。鼻高々で花火会場に着き、花火大会の終盤で「楽しかったね」と言われ「今だ!!」と鼻の下を伸ばしながら
▼こちらを差し出すと、思わず悲鳴をあげられ、せっかくの花火大会が台無しになります。
こちらは夜空に飛ぶコウモリではありません。全ての絞りを終えオレンジの上に黒を染めた手ぬぐいです。
▼一つ一つ解いていきます。まずは小ぼうし絞りです。
オレンジの際に括っておいたのでオレンジの火玉が出てきます。
▼続きましてオレンジに染める前の白い時に締めておいた「平縫い締め絞り」を解きます。
二度染色に耐えたことになります。熱湯に耐えよく頑張った!
▼残りの「平縫い締め絞り」を一つづつ解きます。除々に火花が飛び散ってきました。
こちらもオレンジの際に括っておいたので、オレンジの火花が出てきます。
▼こちらが全て解き終えた「SOU・SOU×たばた絞り 夏の瞬き」です。ダイジェストでご紹介させて頂きましたが、絞りは一枚づつではなく一柄づつ手作業のみで作っており非常に手間暇のかかることをしておりますが、それ故に100枚作れば100通りのものができ世界に一つしかない一点ものとゆうのも魅力の一つです。
「楽しかったね」と言われ「今だ!!」と「SOU・SOU×たばた絞り 夏の瞬き」の手ぬぐいを差し出せば、「来年の夏も来ようね」となり、夜空に上った花火と京・雪花美人を更に引き立てるかと思います。夏の思い出は線香花火のように瞬く間に終わってしまいますが、だから美しいのだと思います。
*注意ナイアガラの際は少し待ちましょう。
たばた