2011年8月22日 

第47話:雲の峰~その弐~

昨日の続きです。

▼木芯を入れ染め分けの境界線を作ります。


▼下の糸が染め分けの境界線になります。

▼糸目まで筒状のナイロンを通し、爪で押さえます。

▼ぼうし絞りは下から糸を回して括るのですが、木芯は紙芯のような反発が無く相当締め上げなければ染料が中まで入り込みます。その為括り方も変わります。上から糸を回して木芯を転がしながら力を加え締め上げていきます。

その力の音は木が絞まり「ミシミシ」と鈍い音がします。

▼上を閉じれば完成です。

▼夏空色に染色です。本当は染色工程も詳しくお伝えできれば良いのですが・・。

ダイジェストでお伝えしております手ぬぐいのご紹介ですが
加工枚数が増えると、技法や工程、所要時間も異なります。

追加注文たくさん頂きました。お店にお伺いさせて頂くとお客様から温かいお言葉まで頂き皆様本当にありがとうございます。全力で取り掛かっておりますので
今しばらく職人日記でお楽しみ頂きながら少々お待ち下さいませ。
明日に続く・・・。

たばた

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