2011年10月22日 

第108話:時代祭~維新勤皇隊~

本日10月22日は、「祇園祭」「葵祭」とともに京都三大祭の一つ「時代祭」が行われます。長さ2キロに及ぶ2000人の行列は山国勤皇隊を先頭に、正午、京都御所建礼門前を出発、烏丸通、御池通、河原町通、三条通から平安神宮まで4.5キロ間に一大時代絵巻が展開されるのですが、どうやらお天気は雨のようです。

本日は時代をさかのぼり「維新勤皇隊」をご紹介させていただきます。

▼時代祭の先頭、先達ともいわれる「維新勤皇隊列」は、
幕末期に丹波桑田郡山国郷で結成された「山国隊」をモデルにしています。

隊士達あの新撰組の近藤勇の軍隊とも激闘を繰り広げたほどです。

▼私も少年時代に入隊しました(左の旗を持っています)。

この頃から地下足袋を履いておりました

▼少年勤皇隊で抜擢されると、時代祭に出れます。
錦の御旗に陣羽織、笛と太鼓を鳴らし行進する姿は、時代祭の先達だけでなく、
千年の歴史を持つ京都に、新しい近代化の息吹を吹きかけたという意味での先達でもありました。

▼「鉄砲隊」山の猟で身に着けた射撃の技術は高く、鉄砲の射撃は優れていました。

▼「鼓笛隊」楽譜には「ピーヒャリヒョ」と音符ではなくカタカナで書かれています。

▼10年以上続けていました。前回とは別の写真です(どこかにおります)。

時は平成、現在も志は変わることなく時代を突っ走ります。

たばた

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