マジックにはタネも仕掛けもあり、演出やサクラやカメラワークがふんだんに取り入られているのは間違いありませんが、それを魔法のように見せるのは、マジシャンのテクニックと努力の賜物です。

本日は「解き～ぼうし絞り編～」をご紹介させて頂きます。

▼染め上がったぼうし絞りです。

▼ニッパーや

▼リッパーを使って解いたり、

▼括りの台に糸を引っ掛けて、パラパラパラっと解く方法と色々ありますが、

▼身近にあるハサミでのご紹介をさせて頂きます。

▼この辺りの隙間に刃を入れて、＊生地を傷つけないように注意

▼パチン。

▼反対側もパチン。

▼根っこの部分を解きます。

▼尖がった部分を引っ張ると・・・、ポンッ！！！と音がして取れます。

▼次に指で糸をパラパラッと外すと二本糸が残ります。

▼どちらかの糸を切って、

▼残った糸を抜くと、

▼解けます。

絞りは見たり聞いたりするよりも、解いてみると「なるほど」と思います。

一日に2000個、5000個と解くと手に豆ができたり腱鞘炎になったり、気をつけていてもハサミを使うと生地を傷つけて今までの苦労を無駄にしてしまうこともあります。
毎日効率よく安全に解けるようにするには、最小限の材料で解きやすく括ることが重要です。

たばた