2021年10月27日 

第2085話:秋の手ぬぐい

先日泊まった無人のビジネスホテルですがまず入口でメールに入ってきた暗証番号を入力しないとドアが開かないのですが何度入力してもエラーが出よるんです。ちゃんと数字と#と※と付いてるんですよ!なのになんでやねん!!

で、5分ぐらい悩まされ、少し横を見るとコレ何?ってスマホみたいなのが壁にくっついていて触ってると数字と#と※が表示されました!なんで二つあんねん!と思い入力すると自動ドアが開いて今度はロビーに置いてあるタブレットで予約番号を入力すると部屋番号が表示されますって、名探偵コナンかっ!!

それもね予約番号が二つあるんです!一つはネットで予約した際の予約番号。もう一つは「予約完了しました!ロビーではこちらの予約番号を入力して部屋番号を入手してください」の予約番号。この二つの予約番号は異なっとるんです!!

まぁこれに関しては一方がダメでももう一つの番号を入力すれば部屋番号は入手できるはず!!

と思うじゃないですか!!

二通り入力してもエラーが出よるんです!!!!なんでやねん!!二通りでええはずなのに八通りくらい試しましたよ!!

え~??何があかんの?もう一度メールを読み返すと「タブレット①で予約番号を入力してください」。

ん?俺はタブレット②を使ってるやん、だからか・・じゃなくてタブレット①は電源が落ちていたから自然な流れで②を使っていたんです。

タブレット①を立ち上げて予約番号を入力しました。「ご予約ありがとうございます」

やっと出た!

ほんなら今度は「名前」「フリガナ」「住所」「顔写真」・・、顔写真?

まぁええわ。入力していくとカメラモードになったのでカシャっと。だいぶ疲れた顔しとんな。

次に「パスポート番号」。

ええっと、パスポート番号ね・・って無いわっ!!!!パスポートってなんやね!日本から日本やし!持ってないって!!

そのパスポートを空欄では「次へ」が押せないんですよ!!なんでやねん!!あと一歩やのに!!!

管理人とか誰かおらんの?連絡先とか!?と辺りを見渡したら第一関門の扉の外で外国人観光客の団体が自分と同じように”これどうやったら中に入れんねん”と言わんばかりに扉の前で血相を変えて怒っている人もいればこじ開けようとしたりボタンを連打したり・・

怖~っ!!バイオハザードやん!!もし入って来られて自分がタブレットの前でチンタラしてたらキレられるかもしれん。かといってタブレット①を譲ったらいつ部屋に入れるかわからん!!

やばいやばい!!早く早く!!見渡してもメール見ても連絡先が一切書かれてなくて・・、

”ブイーン”っと自動ドアが開いて約20人程の外国人観光客が入って来られました。

しまった!!ゲートを突破された~!!

タブレット②を操作されはじめゴネゴネゴネゴネと自分と同じように手こずっているようです。おそらく彼らもタブレット①なのかもしれないとゆう恐怖の中自分もゴネゴネゴネゴネ。

チラチラチラチラ見てくるんですよね!!

しかしこのタブレット①だけは・・アカンっ!限界や!!圧が強すぎる!!

疲れもピーク!!ちょっと休憩や!!とタブレット①を手放しその場を離れると、

コレちゃうんかって電話番号が壁の隅に小さく載ってたので電話しようやく管理人に繋がりました。

これには仏の田端もさすがに怒りますよ!!”ロビーがあふれてるから来てくれよ”と。

”もうしわけございません。奥のエレベーターで二階に上がって頂きA-2の部屋まで行って頂き735063※で開きます”って覚えれるか!!!!!!

電話をつないだまま案内してもらおうと思いましたが首をひねってゴネゴネゴネゴネしている外国人観光客がかわいそうなので手振り身振りで

”タブレットでは難しいのでこの電話番号にかけて管理人に案内してもらった方がいいですよ”と声を掛けたら

「ありがとう!!これめっちゃ難しい」

日本語いけんのかい!!まぁよかった。

で結局部屋の前まで電話で案内してもらい遠隔でロック解除してもらい部屋に入りましたがこれは名探偵でも助手がいないと無理でしょ!!

本日は「秋の手ぬぐい」

▼秋色で染めてみました。ネットショップにて販売中です。

よろしければご覧くださいませ。

たばた

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