2012年2月16日 

第225話:究極ニッポンの職人8

西陣織会館の実演が終わりました。足を運んでくださった皆様ありがとうございました。
そして、ご一緒させて頂いた職人の皆様からも激励のお言葉を頂きました。
若い力を見せつけよ~!!

本日は「究極ニッポンの毛筆制作」をご紹介させて頂きます。

▼日常ではあまり見ることが無い伝統工芸士さんの手仕事の様子やお人柄を「究極ニッポンの職人」と題してご紹介させて頂いております。ご紹介させて頂きますのは毛筆職人の國富敏雄様です。

▼書の筆、絵の筆と種類があります。剛毛には馬・鼬・狸などの毛が用いられ、柔毛には羊・猫・栗鼠などの毛が利用され剛毛と柔毛の数種類の毛をまぜて、筆に弾力をもたせて適度に書きやすく整えられています。

▼國富さんとは休憩時によくご一緒になり趣味の話で気さくなお話をさせて頂いておりましたが、作業が始まると声が懸けれない程緊迫した空気が張り詰めます。

▼またご一緒させて頂きましたら趣味のお話が出来るのを楽しみにしております。勉強させて頂きありがとうございました。

原材料の不足、価格高騰に悩まされます。優良な国産の素材は高く、外国産の原料に頼らざるをえないという面もありますが、“どんな筆でも立派に書き得るだけの力量がある”とゆう意味で「弘法筆を択ばず」とゆう筆一本から生まれた言葉があります。ニッポンの職人の意地を見せていきましょう。

たばた

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