第1763話:準備

2017年4月7日 

西陣織や友禅染などの日本文化を代表する産業の衰退に歯止めがかからず、中には消滅の間際にあるものもあります。皮肉なことにこれが世界的な「日本文化ブーム」のまっただなかで起きています。先日西陣織の職人さんがツイッターで弟子を募集したところ、その求人条件が「ひどすぎる」としてインターネット上で批判を浴びる騒動がありました。問題となった募集ツイートでは「西陣織を習いたい、将来的に仕事にしたい方を募集します。ただし最初の半年は給与的なものも出ませんし、その後の仕事を保証はできません。ただ、この西陣織の職人が減りゆくなか、将来的に技術を覚えておきたい方に無料で教授いたします」こうした投稿に対し、ネット上では「ブラック企業以下」「やりがい搾取もいい加減にしろ」などと批判的なリプライ(返信)が殺到。なかには「もう滅べばいいんじゃない」と痛烈な意見を寄せるユーザーも出るなど、いわゆる「炎上状態」となったそうです。
「生計は立てられますか?」「仕事ありますか?」「儲かりますか?」と、実際こうゆう仕事がしたくても先が分からないではやっていけるのか?田端さんはこの仕事をやるにあたって不安はありませんでしたか?万が一生計が立てられないなんてことになったら次はありませんでしたよね?といったご質問頂くことがございます。

やる前に負けること考えるバカいるかよ!!俺こそ一番!絶対勝てると思ってるからどんな条件でもすべて受けてやる!いつ何時誰とでも戦ってやる。

こういった精神でやっておりますのでこれからも精一杯頑張っていかなあかんわけですが、さておき京都造形芸術大学の方でのお仕事準備です!

本日は「準備」

▼生徒さん分の生地が完成!麻小路さんありがとうございました!

▼染料と助剤も準備完了!!

▼そして新しい地下足袋!!

何事も良い経験だったと言えるように今日一日頑張っていこうと思います。

たばた

LINEで送る