2011年10月22日 

第108話:時代祭~維新勤皇隊~

本日10月22日は、「祇園祭」「葵祭」とともに京都三大祭の一つ「時代祭」が行われます。長さ2キロに及ぶ2000人の行列は山国勤皇隊を先頭に、正午、京都御所建礼門前を出発、烏丸通、御池通、河原町通、三条通から平安神宮まで4.5キロ間に一大時代絵巻が展開されるのですが、どうやらお天気は雨のようです。

本日は時代をさかのぼり「維新勤皇隊」をご紹介させていただきます。

▼時代祭の先頭、先達ともいわれる「維新勤皇隊列」は、
幕末期に丹波桑田郡山国郷で結成された「山国隊」をモデルにしています。

隊士達あの新撰組の近藤勇の軍隊とも激闘を繰り広げたほどです。

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2011年10月21日 

第107話:傷

「どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。
そのことを京都では『日にち薬(ひにちぐすり)』と呼びます。
時間こそが心の傷の妙薬なのです。」   瀬戸内寂聴さんのお言葉です。

不思議とよく効きます。

本日は「タコぼうし絞りの傷の直し方」をご紹介させて頂きます。

▼タコぼうしを括り終えると、ギブアップするまでヘッドロックをします。

ではなく、空気を入れて押さえることで、染料の浸入口がないかチェックします。

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2011年10月20日 

第106話: 宇治

「スズメバチを見かけたら決して払いのけず、身を低くして静かに後ずさりで逃げる」。なるほどね!と、そんな番組を食い入って見ていると、肉眼でようやく見える程の小さな小バエが視界に入りました。あまりの恐怖に椅子から落ちかけながら全力で払いのけてしまいました。スズメバチの事で頭いっぱいの時にスズメバチを連想させるようなモノが目の前に現れれば、私からすれば小バエではなく、スズメバチなのです!!
紅葉を見に行かれる方や遠足に行かれるお子様、秋のお出かけには十分注意して下さい。

本日は「宇治」のご紹介をさせて頂きます。

▼1000年のときをへてなおも読み継がれる「源氏物語」。紫式部によって書かれた書物は、世界最古の恋愛小説でもあり日本が誇る文化です。物語は全54編から構成されていますが45編から54編まで宇治に舞台を移していることからこの部分を「宇治十帖物語」と呼んでいます

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2011年10月19日 

第105話: ひだまりの輪~参~

昨日の続きです。

▼いよいよ最後の染色です。
小帽子絞りとの合わせ技を施した三度目のタコ帽子絞りに再び水を含ませます。

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2011年10月18日 

第104話: ひだまりの輪~その弐~

昨日の続きです

▼タコ帽子絞りが染まりました。ナイロンもピンクになっています。まさか中身まで・・・、

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